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2月は逃げる。
1月が思い出せず検索したところ「行く」と「往ぬる」が出てきた。
「ぬる」は完了かと思うので2月も「逃げた」とすれば釣り合うだろうか。
どちらにせよ1月は疾うに往ってしまった。
相変わらず停滞している。季節だけが過ぎていく。
panpanya『グヤバノ・ホリデー』を読み、きちんと日記を付けたいと思った。
すぐに忘れてしまいそうな何気ないことは、本当にすぐに忘れてしまう。
きちんと、などと考えると硬くなり直に面倒になりそうだ。どうでも善いようなことこそを何とはなしに書き留めていきたい。
「じきに」「やをら」「おもむろに」はどうも本来とは逆の感じ方をしてしまう。
漢字で書けばわかるが、それでも必ず一度頭の中でお決まりの訂正の流れが自動的に行われ、すんなりと本来の意味だけを取り出すことができない。
否定の学習はできない、というようなことを最近どこかで見かけた。全く違う話かもしれないが。
今日は用事が矢鱈と空振りに終わり、風邪も引きそうで散々だった。
道に迷って、知らない場所に出たら梅がたくさん咲いていた。