2月は逃げる。

1月が思い出せず検索したところ「行く」と「往ぬる」が出てきた。

「ぬる」は完了かと思うので2月も「逃げた」とすれば釣り合うだろうか。

どちらにせよ1月は疾うに往ってしまった。

 

相変わらず停滞している。季節だけが過ぎていく。

panpanya『グヤバノ・ホリデー』を読み、きちんと日記を付けたいと思った。

すぐに忘れてしまいそうな何気ないことは、本当にすぐに忘れてしまう。

きちんと、などと考えると硬くなり直に面倒になりそうだ。どうでも善いようなことこそを何とはなしに書き留めていきたい。

「じきに」「やをら」「おもむろに」はどうも本来とは逆の感じ方をしてしまう。

漢字で書けばわかるが、それでも必ず一度頭の中でお決まりの訂正の流れが自動的に行われ、すんなりと本来の意味だけを取り出すことができない。

否定の学習はできない、というようなことを最近どこかで見かけた。全く違う話かもしれないが。

 

今日は用事が矢鱈と空振りに終わり、風邪も引きそうで散々だった。

道に迷って、知らない場所に出たら梅がたくさん咲いていた。

『ミステリー傑作選(16) 故意・悪意・殺意』をやっと読了した。厚みがあり、持ち歩くと中々重かった。

雪の夜の描写が幾つかあり何れも幻想的で、死ぬなら夜、一面の雪の中が好いなどと考える。漆黒の闇に白く冷えた半月が切り取られたようにくっきりと浮かびあがり、静かに舞う雪片を幽かに照らしている。指先に感覚はなく耳は痛み、頬と咽喉は張り詰めた空気を新鮮で心地よいと感じている。 

 

読み終わらない内に本屋に行ってしまい未読の本が積まれている。

未だ次に読む本を決めていない。

本が寝床すら危ういほどに蔓延っていて片付けたいが全く捗らない。本棚の前に障害物が多く中々本棚に到達できずにいる。

床に積みあがっていた本を別の床に積み上げ直しその前で腕組みをしていたら1日が終わって仕舞った。

手軽さから所謂コンビニ版の漫画を集める癖があり、それらを並べると寂れた食堂のような風情がある。

 

『ミステリー傑作選16 故意・悪意・殺意』を読んでいる。

読み始めてふた月ほど経つ気がするが未だ3分の1しか読めない。あまり悪意は感じない。

 

ブロッコリーの水は明日換える。

何がしか書いていこうと思うが既に書くことがない。

句読点を使い成る可く改行を少くしていきたいのについ改行してしまう。

 

ブロッコリーは茎を1寸ばかし残し、後はツナ缶と和えて食べて了った。

醤油と昆布茶で味付けしたが昆布茶の味が隠れて馬鹿舌では見つけられない。

砂糖がほしいが、一袋の量が多くまたすぐこぼすので食卓塩のようなサイズと量と形状がいい。

作るのがお菓子でなければ一度に精精小さじに一二杯あればよく、スティックシュガーは検討に値すると思う。

同様にめんつゆも小さな醤油サイズのものがほしい。めんつゆとしては少いが調味料としては多い。

 

1寸ばかし残した茎に少しだけ水を遣ったら何時の間にか全部吸っていた。

面白いので水を足し、台所から窓辺に移してやった。流石にまだ根は出ない。

師走になった。いつまでもごろついていても仕様がない。

 

芯で水耕栽培を試す心算でブロッコリーを購った。

料理をしつけないので楽な調理法を検索すると水に20分ほど漬けてから洗えという。

水溶性の成分が抜けて仕舞わないのだろうか。漬けた水から青臭いような匂いがした。

適当にチーズをかけて電子レンジに入れ二分程温め(一分半だとやや短いように感じた)、黒胡椒を振って食す。

あと半分強と茎が残っている。茎の下のほうはあとで植える。

 

食べ始めると妙に腹が減ってしまう。戸棚に玄米雑炊が眠っていたので開封する。

器にあけたところ意外な玄米の多さに驚いた。いい加減にお湯を注ぎ2分待ち混ぜる。

鳥風味で少し柚子の味もする。かやくも少ないながら入っており満足感はそれなり。

6食1200円なので1食200円ということになる。買い食いが多いと安く感じるが一般にどうだかは知らない。