『ミステリー傑作選(16) 故意・悪意・殺意』をやっと読了した。厚みがあり、持ち歩くと中々重かった。

雪の夜の描写が幾つかあり何れも幻想的で、死ぬなら夜、一面の雪の中が好いなどと考える。漆黒の闇に白く冷えた半月が切り取られたようにくっきりと浮かびあがり、静かに舞う雪片を幽かに照らしている。指先に感覚はなく耳は痛み、頬と咽喉は張り詰めた空気を新鮮で心地よいと感じている。 

 

読み終わらない内に本屋に行ってしまい未読の本が積まれている。

未だ次に読む本を決めていない。